聖ブリギッドの十字を掛けて家内安全を願う / 🇮🇪アイルランド

四本の腕があるイグサの十字。中央は四角く編まれ、束の先はひもで結ばれている

イグサで聖ブリギッドの十字を編み、家の中に掛けて家内安全を願ってみよう。新居に引っ越す人へ、暮らしの守りを願って贈ることもできます。

ご利益家の守りと家族の無事
必要なものしなやかなイグサか麦わら・結ぶ糸

ご利益

聖ブリギッドの十字は、家族の無事を願って家の中に掛けるアイルランドの縁起物です。真ん中が四角く編まれ、そこから四方へ草の束が伸びます。戸口の近くに飾れば、家を出るときにも戻ったときにも目に留まります。新しい家に住む人や新婚の二人に贈るときは、そこで重ねてほしい穏やかな日々を思い浮かべてみましょう。

運気アップの方法

  1. しなやかなイグサか麦わらをそろえます。まず一本をまっすぐ持ち、二本目を半分に折って、その中央に掛けます。
  2. 編みかけを四分の一回転させ、新しい一本を折って直前に加えた草に掛けます。中央を押さえながら、同じ方向に回します。
  3. 同じ動きを繰り返して四方に束を作ります。大きさがそろったら、各束の先を糸で結び、余った長さを切りそろえます。
  4. 家の中の安定したフックに掛けます。贈り物にするなら、どんな暮らしを願って編んだのか、短い言葉を添えて手渡しましょう。

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由来・歴史

アイルランドでは、2月1日に聖ブリギッドの日を迎えます。この日に合わせて編んだ十字は、家や家畜小屋に掛けられてきました。使う草は身近なもので、イグサのほかに麦わらやアシも選ばれました。形にも土地ごとの違いがあり、四本腕のほか、三本腕、ひし形や編み目が交差するものもあります。四本腕を編んでみると、手元を回すたびに、次の束がひとつ前の束と直角に伸びるのが分かります。素朴な草の束が、ひと目で分かる形に変わっていくところが、この縁起物の面白さです。

贈る前に中央の編み目を見て、四方の束が動かないことを確かめます。作った日を控えておくと、翌年の節目に手に取ったとき、その年に込めた願いが思い出せます。

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