年越しに12粒のぶどうを食べて幸運を呼ぶ / 🇪🇸スペイン

金の器に盛った緑のぶどう

大みそかの真夜中、12回の鐘に合わせてぶどうを一粒ずつ食べ、新年の幸運を呼んでみよう。一粒がひと月の豊かさを受け持つ、スペインの華やかな年越しの習わしです。

ご利益新しい一年の幸運・豊かさ
必要なもの一人12粒の食べやすく用意したぶどう

ご利益

12粒のぶどうは、新しい年の12か月を幸運と豊かさで迎えるための縁起物。一粒ずつにこれからの日々への願いを重ね、鐘の音とともに新年を迎えます。家族や友人との食卓でも楽しめる、スペインの年越しのお楽しみです。

用意するのは、一人につき12粒のぶどう。スペインでは緑色の生ぶどうが親しまれ、皮と種を取り除いた12粒入りの瓶詰めも登場しています。小皿に並べておくと、真夜中を待つ時間から気持ちが華やぎます。

運気アップの方法

  1. 年越しの前にぶどうを洗い、一人12粒ずつ食べやすく用意します。
  2. 真夜中の本番の鐘が始まったら、一つの鐘に一粒ずつ、新年への願いとともに食べます。
  3. 最後は新年の挨拶を交わし、新しい12か月を迎えましょう。

スペインの放送では、本番の前に「クアルトス」という予告の音が鳴ります。12回の大きな鐘を合図に始めるのがコツ。よくかんで、自分の食べる速さで楽しみます。小さな子のぶどうは縦に4等分に切って用意しましょう。

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由来・歴史

スペインの年越しにぶどうが登場する記録は、19世紀末にまでさかのぼります。大きな広がりを生んだのは、1909年のアリカンテのぶどう。豊作に恵まれた栽培者たちが「幸運のぶどう」として広め、12粒を囲む習わしは、年越しの風景に根を下ろしていきました。

その舞台として有名なのが、マドリードのプエルタ・デル・ソルです。時計を見上げる広場の人々と、食卓で画面を見守る人々が、同じ鐘を待ちます。テレビやラジオがその瞬間を各地の家へ運び、一粒を食べるしぐさまで、離れた人同士を結ぶものになりました。小さな果物に、これからの一年を丸ごと託す華やかな発想。12粒を小皿に並べるだけで、いつもの食卓が新しい年を待つ特別な場所になります。

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