ご利益
招き猫は、前足を上げて福を招く猫の置物。右手を上げた猫は金運、左手を上げた猫は人やお客さまを招きます。お金との良い縁を迎えたいなら右手、にぎわう店を願うなら左手を選びましょう。
三毛、白、金色など、表情も装いもさまざま。陶器や磁器で作られ、薬師窯の小ぶりな磁器製「福おいで招き猫」は高さ9cm・重さ約160gです。仕事机のそばにも迎えられる大きさで、開業や新居のお祝いにもぴったりです。
運気アップの方法
まず、招きたい福を決めます。金運なら右手を上げた一体を選び、店や家の入口のそば、人を迎える場所へ飾りましょう。手を上げているのは猫自身の右手です。正面から見て選ぶときも、猫の体を基準に考えると迷いません。
招き猫の顔や上げた手が見える、安定した場所を用意します。仕事の節目には「どんなご縁を迎えたいか」を思い浮かべて。かわいい顔が目に入るたび、良い出会いや新しい機会へ気持ちを向けられます。贈るなら、開店にはお客さま、独立には商売繁盛と、相手の願いに合わせて手の形を選ぶのも楽しいところです。
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由来・歴史
上げた前足は、日本の「おいで、おいで」のしぐさ。招き猫は、手を振って別れを告げる猫ではなく、福をこちらへ呼び寄せる猫です。小判を抱えた姿が多いのも、豊かな暮らしを願う気持ちに重なります。
東京の豪徳寺には、門前の猫に招かれた殿様・井伊直孝が、寺で雷雨を避けられたという物語が伝わります。猫が招いた出会いは、その後の寺の支援へとつながりました。
やきものの町では、そんな福の姿を職人の手で作り続けています。大きな目と耳を持つ常滑の猫、やわらかな表情や色を楽しむ瀬戸の猫。型を使って形を作り、一体ずつ仕上げる手仕事が、小さな猫に個性を与えます。福を迎えるしぐさと、そばに置きたくなる愛らしさ。その両方が、店先から家庭まで招き猫が親しまれる魅力です。