年越しにザクロを分けて家族の幸運を願う / 🇮🇹イタリア

開いたザクロと、皿に散らした赤い粒

年越しの食卓でザクロの赤い粒を分けて、家族の幸運を願ってみよう。イタリアでは一つの実に詰まった粒の多さを、豊かな実りに重ねます。

ご利益豊かな実りと家族の幸運
必要なもの熟したザクロ・ボウル

ご利益

外から見れば一つの果物でも、ザクロを開くと赤い粒がいくつもの房に分かれて現れます。イタリアの年越しでは、その粒の多さに実りや幸運の願いを重ねます。食べる人数に合わせて少しずつ取り分ければ、一つの果物が食卓にいる人に行き渡ります。これから何を豊かにしたいかと考えたとき、家族と食事をする時間や、知人を気軽に招ける日々を願ってもよいでしょう。

運気アップの方法

  1. ザクロを洗い、安定したまな板と粒を受けるボウルを用意します。皮に浅く切り目を入れて、手で実を開きます。
  2. 白い薄皮を除きながら赤い粒を外し、小皿に移します。食卓を回しやすいよう、小さなスプーンを添えます。
  3. 粒のまま出すか、用意していたサラダなどに散らします。数粒を小皿に残しておくと、粒の色と形もよく分かります。
  4. 参加する人に一口ずつ分けます。新しい年に一緒に増やしたい時間や、分け合いたいものを一つ思い浮かべます。

由来・歴史

イタリアの年越しの食卓では、ザクロの粒の多さや赤い色に、豊かさと実りを願う意味が重ねられています。赤い粒はサラダの緑によく映え、シャーベットにしても、口に運ぶ前から鮮やかな色を楽しめます。年越しのレンズ豆が一粒ずつ硬貨に見立てられるのに対して、ザクロで目に入るのは、開いた一つの実に粒がぎっしり集まる姿です。料理を大きく変えなくても、手で実を開き、器を回して分けるだけで、その数と色をみんなで眺められます。誰が実を開いたか、どんな皿に散らしたかという小さな思い出も残ります。

粒を分けたときの食卓の色も、年の変わり目を覚えておく手がかりになります。

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