ご利益
ホッピン・ジョンは、ブラックアイドピーという豆と米を使う南部の家庭料理。白い豆の黒い点が目印で、日本では黒目豆やササゲの名でも探せます。元日の一皿に込める願いは、お金に恵まれる一年。豆を小銭に、青菜を緑のドル紙幣に見立て、黄金色のコーンブレッドを添えれば、食卓に豊かさの色がそろいます。温かいごはんを囲んで、新しい年を気持ちよく始めましょう。
運気アップの方法
缶詰の豆と炊いた玄米を使えば、4人分を約35分で作れます。材料は黒目豆1缶約425g、炊いた玄米2カップ、コラードグリーン約340g、玉ねぎ1個、オリーブ油大さじ1、タイム小さじ1/4、水2カップ、酢小さじ1、塩・こしょう。ここでのカップは米国式で約240mlです。
- 刻んだ玉ねぎを油で6〜7分炒めます。
- 茎を除いて刻んだ青菜とタイムを加え、約1分混ぜます。水を入れてふたをし、5〜10分煮ます。
- 酢、水気を切った豆、玄米を加え、弱火で約5分温め、塩・こしょうで味を整えます。
材料の案内は、アメリカ南部の豆メーカーCamelliaの公式サイトへ。下の購入先では「黒目豆」「ブラックアイドピー缶詰」で探せます。約35分の作り方には、加熱済みの缶詰の豆を使います。米と青菜を一緒に味わう、温かい元日の一皿にしましょう。
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由来・歴史
ホッピン・ジョンの一鍋には、大西洋を渡って受け継がれた食の知恵が詰まっています。アメリカ南東部の沿岸に暮らすガラ・ギーチーの人々は、西アフリカの米と豆を組み合わせる食文化を受け継いできました。米の調理の工夫と土地の食材が出会い、日々の食卓を支える料理に育ったのです。昔から使われてきた赤い小粒の豆に加え、今では黒目豆を使う一皿も広く親しまれています。
豆を小銭に見立てる楽しさが加わると、素朴な一鍋は新年の豊かさを願うごちそうに。翌日に残りを食べると「スキッピン・ジェニー」という別の愛称になるのも、この料理のおもしろさです。おいしく食べ切る倹約の心まで、幸運への願いにつながっています。海を越えてきた知恵と家族の工夫を、元日の食卓で味わいましょう。